icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル28巻10号

1994年10月発行

文献概要

入門講座 器具を用いた運動療法・4

慢性閉塞性肺疾患患者の器具を使用した呼吸訓練と呼吸筋訓練

著者: 山田拓実1 中山孝1 額谷一夫1 黒川幸雄1 小松優子2

所属機関: 1国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院理学療法学科 2複十字病院理学療法室

ページ範囲:P.687 - P.694

文献購入ページに移動
 Ⅰ.初めに

 呼吸訓練や呼吸筋訓練を行なう際,慢性閉塞性肺疾患(COPD)の肺および呼吸筋の病態生理をよく理解した上で,より有効な訓練方法を考えていく必要がある.呼吸筋は換気運動のジェネレーターであり,呼吸仕事量は圧量曲線(P-V曲線)の面積で表される.ゆえに呼吸訓練には圧力と流のコントロールが必要であり,そのための訓練器具もいろいろ市販されている.

 本稿ではCOPD患者の呼吸訓練や呼吸筋訓練と,それらに使用されている器具の特徴について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら