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プログレス
難聴に対する人工内耳・1
著者: 舩坂宗太郎1
所属機関: 1東京医科大学耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.701 - P.701
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補聴器を使っても音声による会話ができない聾者や高度難聴者の苦痛は予想以上に大きく,多くの患者は一度は自殺を考えたと述べている.人工内耳はこのような聴覚障害の補助装置で,100dB以上の高度難聴者や聾者が対象である.ただし,人工内耳は内耳の機能を十分には代行できないので,人工内耳装用者は正常聴力ではない.じかし実用会話は可能となる.この点をふまえて,まず言語の認識について述べる.
補聴器を使っても音声による会話ができない聾者や高度難聴者の苦痛は予想以上に大きく,多くの患者は一度は自殺を考えたと述べている.人工内耳はこのような聴覚障害の補助装置で,100dB以上の高度難聴者や聾者が対象である.ただし,人工内耳は内耳の機能を十分には代行できないので,人工内耳装用者は正常聴力ではない.じかし実用会話は可能となる.この点をふまえて,まず言語の認識について述べる.
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