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学会印象記 第31回日本リハビリテーション医学会学術集会
科学的理論に裏付けされたリハビリテーション医療の展開へ
著者: 星文彦1
所属機関: 1北海道大学医療技術短期大学部理学療法学科
ページ範囲:P.718 - P.719
文献購入ページに移動 第31回日本リハビリテーション医学会学術集会は,1994年6月28日から30日まで3日間千葉市の幕張メッセ(日本コンベンションセンター)で開催された.会長は千野直一先生(慶応義塾大学医学部リハビリテーション科)で,テーマは「リハビリテーション医学;その輝ける未来」と題し,21世紀の高齢化社会に向けて,科学的なリハビリテーション医学の模索が試みられた.企画内容は,一般演題のほか,特別講演2題,会長講演,シンポジウム2題,パネルディスカッション4題,ワークショップ2題,研修セミナー,IRMAレクチャー,ポストコンブレスと盛り沢山の内容であった.ここでは,次の2点に絞って印象を述べ,さらにわれわれ理学療法士にとって今後考えていかなければならない事柄について,今学会で受けた印象から述べたいと思う.一つは,リハビリテーション医学の研究の動向についてと,今学会で主眼が置かれていると思われる脳卒中患者の機能評価についてである.
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