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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル28巻11号

1994年11月発行

文献概要

特集 Ⅰ.中途視覚障害

中途失明者のリハビリテーション

著者: 石田みさ子1 簗島謙次1

所属機関: 1国立身体障害者リハビリテーションセンター病院眼科

ページ範囲:P.728 - P.732

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 Ⅰ.中途失明者とは

 視覚障害を表す言葉として失明,盲という言葉がある.失明とは片眼あるいは両眼性の視機能喪失,盲とは両眼性の視機能喪失により個体として視覚による生活ができない状態と定義されるが,視覚障害者とは,そのような状態の人々だけではない.視機能をある程度有するロービジョン者のほうが実際には多いということは,あまり知られていない.

 WHOでは矯正視力0.05以下,中心視野10°以内のものを盲,0.3以下のものをロービジョンと規定している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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