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文献概要
特集 Ⅰ.中途視覚障害
中途失明者の歩行訓練
著者: 河野章1
所属機関: 1国立身体障害者リハビリテーションセンター更生訓練所指導部生活訓練課
ページ範囲:P.733 - P.738
文献購入ページに移動 Ⅰ.視覚障害の歩行について
視覚障害者の歩行行動は,「定位」と「移動」とから成り立っている.
定位(オリエンテーション)とは「自分が今どこにいるか」「目的地はどこか」「そこはどのように行けばよいのか」というようなことを環境との関連において把握し,認知するため残存感覚を使用する技能の過程であり,移動(モビリティー)とは歩行補助具などを使用し,一つの場所から他の場所へ移動する技術だと言える.
視覚障害者の歩行行動は,「定位」と「移動」とから成り立っている.
定位(オリエンテーション)とは「自分が今どこにいるか」「目的地はどこか」「そこはどのように行けばよいのか」というようなことを環境との関連において把握し,認知するため残存感覚を使用する技能の過程であり,移動(モビリティー)とは歩行補助具などを使用し,一つの場所から他の場所へ移動する技術だと言える.
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