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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル28巻11号

1994年11月発行

文献概要

理学療法草創期の証言

草創期の理学療法士の養成教育と臨床実習

著者: 菊地延子1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.766 - P.766

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 私は1964年に我が国に初めて創設された通称,清瀬のリハビリテーション学院の第2回生として入学し,都心の大手町から清瀬の学院まで毎日通学していた.当時の清瀬の町は松林の中に病院が散在している寂しい町並で,如何にも療養所街のようであった.

 校舎と言える物はまだ無く,東京病院の建物の一部での間借り生活がしばらく続いた.故・砂原茂一先生がリハビリテーション学院の草創期を杉田玄白の「蘭学事始」にたとえられていたのが懐しく思い出される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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