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講座 動作分析・2
運動学的視点からみた動作解析
著者: 畠中泰彦1
所属機関: 1京都府立医科大学附属病院リハビリテーション部
ページ範囲:P.113 - P.118
文献購入ページに移動 Ⅰ.初めに
理学療法士が患者の障害を評価する上で動作分析は必要不可欠な項目であり,動作分析の結果を運動学的な視点から考察し,問題点に応じた理学療法の実施が可能であることは自明の理である.
動作分析の方法は,目視によるものから大型の機器を使用するものまで多岐にわたるが,「患者の何を調べたいか」を理解し,これに適した方法を選択すべきである.特に臨床において理学療法士が機材を運用する場合は,精度と簡便性といった相反する要素が使用に耐えうるものでなければならない.
本稿では理学療法士が動作分析を臨床応用する上で必要な知識および理学療法士の専門性への関連と将来の発展性について述べる.
理学療法士が患者の障害を評価する上で動作分析は必要不可欠な項目であり,動作分析の結果を運動学的な視点から考察し,問題点に応じた理学療法の実施が可能であることは自明の理である.
動作分析の方法は,目視によるものから大型の機器を使用するものまで多岐にわたるが,「患者の何を調べたいか」を理解し,これに適した方法を選択すべきである.特に臨床において理学療法士が機材を運用する場合は,精度と簡便性といった相反する要素が使用に耐えうるものでなければならない.
本稿では理学療法士が動作分析を臨床応用する上で必要な知識および理学療法士の専門性への関連と将来の発展性について述べる.
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