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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル28巻2号

1994年02月発行

文献概要

実習レポート

脳卒中片麻痺患者への訓練と反省点/Comment

著者: 鈴木優子1 吉尾雅春2

所属機関: 1弘前大学医療技術短期大学部理学療法学科 2協和会病院理学療法科

ページ範囲:P.129 - P.132

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 1.初めに

 脳血管障害の理学療法プログラムにおいて,軽度~中等度の患者には歩行訓練が行なわれる.“歩く”ことは患者の目標でもあり,私たち理学療法士もそこに時間をかける.患者に歩行訓練をさせる時正常歩行を知っていることが必要であるが,今回初めて歩行訓練まで患者を担当し,普段特に考えること無く行なっている歩行を患者に教えることの難しさを痛感させられた.また,訓練室での練習だけでなく,それを日常の生活にどんどん生かしていくべきであるのに,PTSが病棟でのチェックに目を向けるのが遅かったため身の回りの動作がほとんど介助で行なわれており,自立が遅れたというような大きな反省点も多かった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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