理学療法ジャーナル28巻3号

1994年03月発行

実習レポート

脳腫瘍摘出術を行なった患者の一症例について／Comment

著者： 中川祥子¹ 臼田滋²

所属機関： ¹弘前大学医療技術短期大学部理学療法学科 ²群馬大学医療技術短期大学部

ページ範囲：P.201 - P.204

　1．初めに

　脳腫瘍による片麻痺患者を担当し，術後のべッドサイド訓練より頭蓋骨形成術が施行されるまでの約6週間にわたって，理学療法を実施することができた．そして，脳血管障害による片麻痺患者とは異なる問題点と，回復過程を学ぶことができたので報告したい．