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1ページ講座 生理学的診断・4
筋電図・2 誘発筋電図
著者: 大橋正洋1
所属機関: 1神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.269 - P.269
文献購入ページに移動 誘発筋電図検査とは,神経幹を体の表面から電気刺激し,誘発された神経活動電位や筋活動電位から,末梢神経伝導速度や脊髄反射機能などを検査する方法である.
A神経線維は,最も直径が大きく伝導速度も大で,これは筋紡錘のMeissner体やGoldi腱器官などからの体性感覚機能と,脊髄運動細胞からの体性運動機能に関係している.A神経線維を伝わってきた活動電位は,神経筋接合部でアセチルコリンを放出させ,それに引き続いて筋線維の収縮を引き起こす.
A神経線維は,最も直径が大きく伝導速度も大で,これは筋紡錘のMeissner体やGoldi腱器官などからの体性感覚機能と,脊髄運動細胞からの体性運動機能に関係している.A神経線維を伝わってきた活動電位は,神経筋接合部でアセチルコリンを放出させ,それに引き続いて筋線維の収縮を引き起こす.
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