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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル28巻5号

1994年05月発行

文献概要

理学療法草創期の証言

ポリオ大発生後の理学療法士誕生

著者: 大場武1

所属機関: 1北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター

ページ範囲:P.340 - P.340

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 1965年理学療法士及び作業療法士法が制定され,この身分法確立の初期から関わった年代の1人として,私は地域性,小児施設の分野から当時のさまざまを思い起こしてみたい.

 ・ポリオ後遺症を通して

 北海道では1949年の500人を最高に,毎年100人前後のポリオが発生していた.しかし1960年,患者総数1602人,死亡者127人(北海道衛生部調べ)と爆発的なポリオの発生があった.御存じのようにポリオは弛緩性の麻痺を後遺症として残す.したがってその回復期の適切な治療訓練のたいせつさは申すまでも無い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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