文献詳細
文献概要
ひろば/学生から
“心の旅”を通してリハビリテーションを考える/韓国理学療法学生との交流を通して
著者: 萩原新八郎1 山内茂寛2
所属機関: 1金沢大学医療技術短期大学部 2弘前大学医療技術短期大学部理学療法学科
ページ範囲:P.357 - P.357
文献購入ページに移動辣腕弁護士の彼はいわゆる“仕事人間”で,家族をほとんどかえりみない.ある日,強盗にピストルで撃たれ,瀕死の重症を負う.主人公は奇蹟的に命をとりとめるが,頭部外傷の後遺症として運動麻痺や記憶喪失が残る.昏睡から目覚めた直後は眼前にいる妻子や同僚の顔さえも思い出せない.やがて容体は徐々に安定し,転院したリハビリテーションセンターで本格的な社会復帰の訓練が始まる.見舞いに訪れた家族は,事故後の主人公が自分の好き嫌いはもとより,人格も温かみのある人間に変わってしまったことに気付く.
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