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理学療法草創期の証言
理学療法士免許証第弐弐弐號を手にするまで
著者: 宮澤映1
所属機関: 1佐久市立浅間総合病院
ページ範囲:P.413 - P.413
文献購入ページに移動1960年,日本理療師会に入会しましたが,会員の資格はさまざまで生活苦の時代の中で身分法対策の模索が始まりました.1961年には,厚生省内でもリハビリステーション推進機運が高まり,整形外科学会リハビリステーション委員会が設置され,高木憲次氏他4氏が報告した「機能療法及び職能療法に関する研究(厚生省科学研究会委託)」は,機能療法,職能療法の確立と技術者養成に関するものですが,「現在肢体不自由児施設で働く整肢理療師が最も近い事を行っている」の一節に流れの渦中にいることを再認識したものです.
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