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特集 臨床実習教育
今後の臨床実習の在り方―特に実習の研究方法について
著者: 清水和彦1
所属機関: 1国立療養所箱根病院附属リハビリテーション学院理学療法学科
ページ範囲:P.443 - P.449
文献購入ページに移動 Ⅰ.初めに
理学療法士の教育課程において臨床実習は,「学生が知識を統合し完成することを学習するように設定された臨床の場であり,理学療法の中で最も重要な過程」と位置付けられている1),学生は,臨床実習指導者の指導・管理の下に,基礎・専門科目の知識・技術を臨床実習の中で統合し,さらに専門職として求められる態度の獲得と,自らの資質を伸ばすことを求められる.
臨床実習には幾つかの問題が指摘され2~5),臨床実習の指導目標(致達目標),指導内容,指導方法は,より明確化されることが望まれている.
理学療法士の教育課程において臨床実習は,「学生が知識を統合し完成することを学習するように設定された臨床の場であり,理学療法の中で最も重要な過程」と位置付けられている1),学生は,臨床実習指導者の指導・管理の下に,基礎・専門科目の知識・技術を臨床実習の中で統合し,さらに専門職として求められる態度の獲得と,自らの資質を伸ばすことを求められる.
臨床実習には幾つかの問題が指摘され2~5),臨床実習の指導目標(致達目標),指導内容,指導方法は,より明確化されることが望まれている.
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