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プログレス
痴呆老年者の睡眠リズム異常とその新しい治療・2
著者: 大川匡子1
所属機関: 1国立精神・神経センター精神保健研究所
ページ範囲:P.483 - P.483
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例えば,リハビリテーションを行なう際に毎日時間を一定にすること,また,治療中,患者との関わりのもち方,治療環境の照明を工夫し,高照度光の下で実施することなどである.このようにさまざまな方法を組み合わせて行なった成績についての詳細な報告は無い.
老年者の睡眠障害に対する生体リズムからの治療法はまだ始まったばかりであり,その適応などについては十分な検討が行なわれていない.したがって,今後は多くの施設や病院における症例の積み重ねが必要であり,またこれらの症例についての発表を期待したい.
例えば,リハビリテーションを行なう際に毎日時間を一定にすること,また,治療中,患者との関わりのもち方,治療環境の照明を工夫し,高照度光の下で実施することなどである.このようにさまざまな方法を組み合わせて行なった成績についての詳細な報告は無い.
老年者の睡眠障害に対する生体リズムからの治療法はまだ始まったばかりであり,その適応などについては十分な検討が行なわれていない.したがって,今後は多くの施設や病院における症例の積み重ねが必要であり,またこれらの症例についての発表を期待したい.
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