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特集 世界は今
呼吸理学療法
著者: 千住秀明1
所属機関: 1長崎大学医療技術短期大学理学療法学科
ページ範囲:P.16 - P.20
文献購入ページに移動 Ⅰ.初めに
1993年9月に国際シンポジウム「慢性呼吸不全患者の在宅ケア」が,我が国を含め14か国(アメリカ,イギリス,イタリア,オーストラリア,カナダ,韓国,スウェーデン,スペイン,台湾,ドイツ,フィンランド,フランス,日本,ポーランド)370人の参加者で開催された.本シンポジウムは,慢性呼吸不全患者を対象として各国の在宅医療の現状と問題点とを主な議題として討議された.慢性呼吸不全患者のケアは,急性期から慢性期まで多くの課題を内在しているので,今後我が国の呼吸理学療法が進むべき道を示唆してくれるであろう.
ここでは我が国の呼吸理学療法を振り返りつつ,本シンポジウムより諸外国の慢性呼吸不全の現状と“Medline”,“Physical Therapy”および“Physiotherapy”などの過去5年間の文献から今日の呼吸理学療法の課題と問題点とについて述べる.
1993年9月に国際シンポジウム「慢性呼吸不全患者の在宅ケア」が,我が国を含め14か国(アメリカ,イギリス,イタリア,オーストラリア,カナダ,韓国,スウェーデン,スペイン,台湾,ドイツ,フィンランド,フランス,日本,ポーランド)370人の参加者で開催された.本シンポジウムは,慢性呼吸不全患者を対象として各国の在宅医療の現状と問題点とを主な議題として討議された.慢性呼吸不全患者のケアは,急性期から慢性期まで多くの課題を内在しているので,今後我が国の呼吸理学療法が進むべき道を示唆してくれるであろう.
ここでは我が国の呼吸理学療法を振り返りつつ,本シンポジウムより諸外国の慢性呼吸不全の現状と“Medline”,“Physical Therapy”および“Physiotherapy”などの過去5年間の文献から今日の呼吸理学療法の課題と問題点とについて述べる.
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