文献詳細
文献概要
理学療法草創期の証言
英英辞典持ち込み自由の専門課目試験
著者: 中野昭二1
所属機関: 1熊本機能病院リハビリテーション部
ページ範囲:P.43 - P.43
文献購入ページに移動 1966年の春,全国各地から夢を抱いた34人(理学療法士・作業療法士)が足立山の麓で,九州労災病院の広い敷地の一角に位置する労働福祉事業団九州リハビリテーション大学校に入学しました.九州はもちろん西日本でも初めてということで,周囲の期待は大変なものでした.
私自身のリハビリテーションについての知識は,入学後初めて清瀬のリハ学院のことを知る程度でしたから,推して知るべしです.仕事内容はもちろん,勉強の中身も解らず,五里霧中の状態で与えられた課題を消化していくのに必死の毎日でした.しかし大半の学生が寮生活の中で年配の人から社会生活(?)のノウハウを教えてもらい,友達同士酒を酌み交わし将来の夢を語り合ったものです.また先輩校である清瀬のリハ学院にささやかな対抗心を燃え上がらせたこともありました.
私自身のリハビリテーションについての知識は,入学後初めて清瀬のリハ学院のことを知る程度でしたから,推して知るべしです.仕事内容はもちろん,勉強の中身も解らず,五里霧中の状態で与えられた課題を消化していくのに必死の毎日でした.しかし大半の学生が寮生活の中で年配の人から社会生活(?)のノウハウを教えてもらい,友達同士酒を酌み交わし将来の夢を語り合ったものです.また先輩校である清瀬のリハ学院にささやかな対抗心を燃え上がらせたこともありました.
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