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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル29巻10号

1995年10月発行

文献概要

理学療法草創期の証言

らい療養所からの無資格特例組誕生

著者: 角谷亮蔵1

所属機関: 1弘前大学医学部付属病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.716 - P.716

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 これまで,多くの理学療法士から理学療法草創期の証言が本欄に寄せられているが,ここでは,特例でらい療養所から理学療法士が誕生したいきさつを中心に黎明期の一面を記録しておきたい.

 国立らい療養所は日本全国に11か所あり,四肢末梢神経麻痺,切断などの理学療法を心要としている医療施設である.長いあいだ社会からの隔離という特別な事情の下に置かれていたのは周知のことで,リハビリテーション専任者も極めて少なかったが,今日では,ほとんどの施設に定員が配置され,隔離政策も撤廃されようとしている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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