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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル29巻10号

1995年10月発行

文献概要

あんてな

広島大学医学部保健学科の大学院構想

著者: 梶原博毅1

所属機関: 1広島大学医学部保健学科

ページ範囲:P.718 - P.718

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 1.はじめに

 平成4年4月,広島大学医学部に保健学科が設置され,わが国において長い間の念願であった理学療法学および作業療法学の4年制大学教育が始まったことはすでに周知のとおりである.その後,札幌医科大学の保健医療学部,北里大学の医療衛生学部,神戸大学の保健学科と急速にその数が増加し,これからもかなりの数の大学が設置されるものと予測される.しかし,この分野の大学教育も,教育・研究機関としての十分な機能を果たすためには大学院の設置が必須のものであることは論をまたない.

 広島大学は,全学部に大学院を備えた数少ない国立総合大学の1つであり,保健学科に大学院を設置する計画は,保健学科設置準備の時からすでに視点においていたものである.したがって,平成5年4月から大学院設置準備委員会を設けて準備作業を開始し,第1回の卒業生から入学できるよう,平成8年4月の大学院(修士課程)設置に向けて計画案をまとめてきた.この構想について簡単に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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