文献詳細
文献概要
とびら
どう伝えるか
著者: 宮下八重子1
所属機関: 1中野区役所保健衛生部健康課訪問指導係
ページ範囲:P.145 - P.145
文献購入ページに移動 行政サービスにおける訪問看護事業の常勤理学療法士となって1年余り経っ.それまで勤めていた一般病院や,通所施設よりさらに疾患がさまざまで年齢も幅広く,当初,戸惑ったがようやく慣れてきた.そこで当面の課題を考えてみた.
在宅の障害者・高齢者に対して理学療法サービスを提供するのに,生活動作の評価が重要である.そこから問題となる機能障害や環境問題を発見し,その対策として訓練プログラムや環境改善,適切な動作方法を勧める.しかし,患者が受け身の立場にいる病院のようには簡単に事は進まない.在宅では本人や家族に主体的に行なってもらわなければならないのであり,彼らがその目的や意義を十分理解しなければ実行も継続もされない.
在宅の障害者・高齢者に対して理学療法サービスを提供するのに,生活動作の評価が重要である.そこから問題となる機能障害や環境問題を発見し,その対策として訓練プログラムや環境改善,適切な動作方法を勧める.しかし,患者が受け身の立場にいる病院のようには簡単に事は進まない.在宅では本人や家族に主体的に行なってもらわなければならないのであり,彼らがその目的や意義を十分理解しなければ実行も継続もされない.
掲載誌情報