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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル29巻3号

1995年03月発行

文献概要

印象に残った症例

体幹支持式歩行器の開発と臨床応用

著者: 田中信廣1 渡辺英夫2

所属機関: 1佐賀医科大学附属病院リハビリテーション部 2佐賀医科大学整形外科

ページ範囲:P.181 - P.183

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 Ⅰ.初めに

 理学療法士が患者を起立・歩行訓練しようとする際に,疾病構造の変化,重複障害などにより,平行棒や従来の歩行補助具が使用できないケースに遭遇し,困惑を覚えることも少なくない.特に両下肢だけでなく両上肢や体幹の筋力低下も著しい患者,バランス障害や不随意運動の強い患者などでは理学療法プログラムの基本の一つである起立訓練,歩行訓練の施行が困難である.このような症例に対し,体幹を支持することにより早期より歩行訓練を行なうことができる体幹支持式歩行器を開発し,臨床応用したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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