icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル29巻4号

1995年04月発行

文献概要

とびら

理学療法士のささやき

著者: 吉村茂和1

所属機関: 1東京都リハビリテーション病院理学療法科

ページ範囲:P.217 - P.217

文献購入ページに移動
 臨床家としての理学療法士は,一途に患者の回復を熱望し,理学療法を駆使して患者指導に励んでいる.また,理学療法士の卵である学生の臨床教育では,臨床実習などに可能な限りの情熱を注いで指導をしたり,臨床研究でも,臨床の合間を見つけては研究に勤しんでいる.さらに,日本理学療法士協会や都道府県の理学療法士会でも,プロフェッショナル集団としての社会的認知や理学療法士の水準を高めるために力を尽くしている.これらの一つでも自分なりの努力をしている理学療法士は,学会での発表や論文発表する機会があろうとなかろうと,その真摯な姿が輝いていると言えるであろう.

 理学療法士が集うインフォーマルな席上では,医療に携わる多くの施設が唱える臨床・教育・研究の三本柱について,理学療法士一人一人の思いが,ささやき声として聞こえてくることもある.そのささやき声から察すると,臨床・教育・研究の三本柱を支えるため,理学療法士も多大な労力を費やしていると言う.しかも,三本柱に多くの疑問を抱きつつ日常業務をこなし,やや疲れぎみの理学療法士像が浮かんでくるのは,私の思い違いであろうか.以下,理学療法士のささやきを一部紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら