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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル29巻5号

1995年05月発行

文献概要

特集 外来理学療法の再検討

慢性期脳卒中患者の外来理学療法の再検討

著者: 三ツ木裕子1 川島敏生1 三ツ木豊1 田村真佐美1 野鳥長子1 東裕一1 鈴木真理子1 栗山節郎1

所属機関: 1日本鋼管病院理学診療科

ページ範囲:P.300 - P.305

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 Ⅰ.初めに

 脳卒中患者の外来リハビリテーションの役割・機能・目的についてはさまざまな報告1~4)があり,その内容や期間は受け入れ施設の規模や性質によっても大きく異なっている.

 当院の外来部門でも希望があれば可能な限りは受け入れる体制をとつているため,長期的な関わりとなりやすい.また,脳卒中はその疾病の性質上,病態や回復段階が不明瞭なことから漫然とした訓練に陥る危険が大きい.

 本稿ではこうした自戒の意味を含めて当科の現状を調査したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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