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特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
骨・関節のバイオメカニクス
著者: 永田晟1
所属機関: 1早稲田大学人間科学部
ページ範囲:P.514 - P.518
文献購入ページに移動 I.関節の動きと骨の形状
動きを決定するのは骨・筋・靱帯であって,動きの可動域は生来的に固定されている.柔らかさや可動域の範囲を決めるのは,骨の動き,筋の収縮力,靱帯の固定性(スティッフネス)と考えられる.以下に各関節ごとの動きについて,バイオメカニカルな要点のみを羅列する.すべての動きを説明したものではなく,バイオメカニクスのなかのキネティクス(運動力学)な面のみの特徴を示して運動療法上の参考とする.
動きを決定するのは骨・筋・靱帯であって,動きの可動域は生来的に固定されている.柔らかさや可動域の範囲を決めるのは,骨の動き,筋の収縮力,靱帯の固定性(スティッフネス)と考えられる.以下に各関節ごとの動きについて,バイオメカニカルな要点のみを羅列する.すべての動きを説明したものではなく,バイオメカニクスのなかのキネティクス(運動力学)な面のみの特徴を示して運動療法上の参考とする.
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