文献詳細
特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
文献概要
I.関節の動きと骨の形状
動きを決定するのは骨・筋・靱帯であって,動きの可動域は生来的に固定されている.柔らかさや可動域の範囲を決めるのは,骨の動き,筋の収縮力,靱帯の固定性(スティッフネス)と考えられる.以下に各関節ごとの動きについて,バイオメカニカルな要点のみを羅列する.すべての動きを説明したものではなく,バイオメカニクスのなかのキネティクス(運動力学)な面のみの特徴を示して運動療法上の参考とする.
動きを決定するのは骨・筋・靱帯であって,動きの可動域は生来的に固定されている.柔らかさや可動域の範囲を決めるのは,骨の動き,筋の収縮力,靱帯の固定性(スティッフネス)と考えられる.以下に各関節ごとの動きについて,バイオメカニカルな要点のみを羅列する.すべての動きを説明したものではなく,バイオメカニクスのなかのキネティクス(運動力学)な面のみの特徴を示して運動療法上の参考とする.
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