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特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
関節置換術後の理学療法―モーメント,関節角加速度の分析から
著者: 畠中泰彦1
所属機関: 1京都府立医科大学附属病院リハビリテーション部
ページ範囲:P.525 - P.529
文献購入ページに移動 I.はじめに
変形性膝関節症(osteoarthritis,以下OA)は関節軟骨の変性を主体とする退行性病変である.X線所見上StageⅣ以上の進行例が人工膝関節全置換術(total knee arthroplasty,以下TKA)の適応となるが,術後の理学療法を実施する上で歩行能力の改善は重要な課題の1つである.本稿では,TKA後の理学療法と歩行能力の変化について着目すべきパラメーターの経時的変化を例示し解説する.
変形性膝関節症(osteoarthritis,以下OA)は関節軟骨の変性を主体とする退行性病変である.X線所見上StageⅣ以上の進行例が人工膝関節全置換術(total knee arthroplasty,以下TKA)の適応となるが,術後の理学療法を実施する上で歩行能力の改善は重要な課題の1つである.本稿では,TKA後の理学療法と歩行能力の変化について着目すべきパラメーターの経時的変化を例示し解説する.
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