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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル30巻12号

1996年12月発行

文献概要

特集 理学療法の展望 21世紀の理学療法―私はこう考える

在宅療養生活を支えるPT達は

著者: 湯元均1

所属機関: 1時計台病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.895 - P.896

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 ここは,西暦20◇△年の人口20万人に満たない地方都市です.この時代は通信網が発達しており,自宅のパソコンを通して毎朝,職場からの事務連絡と業務予定をメール交換して,夕方職場へ電子メールで業務報告するだけで,職場へ出勤するのは月に数回程度というのが,この時代の外勤社員の平均像ですここで,皆さんと一緒にこの時代の地域で活躍しているPTの姿をちょっと覗いてみましょう.

 I氏は,大学で地域医療活動を専攻し,3年間リハ専門病院で臨床を経験した後,在宅療養者専門のPTとして開業権を取得し,訪問活動を実施している.I氏のオフィスは(といってもデスク1つと電話機能を持つパソコン1台だけであるが),住宅街に立地しているマンションの一室に住居兼用で使用している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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