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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル30巻12号

1996年12月発行

文献概要

特集 理学療法の展望 21世紀の理学療法―私はこう考える

研究分野の発展

著者: 浅井仁1

所属機関: 1金沢大学医学部保健学科理学療法学専攻

ページ範囲:P.902 - P.903

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 これまで,理学療法士の養成は専修学校や短期大学が中心であった.研究指導という観点からすると,卒業研究を課している学校もあるが,時間的にも内容的にも満足のいくものではなく,医療技術者養成のための教育であった.21世紀になると理学療法士の養成は4年制大学が中心となり,研究者養成のための修士課程,博士課程が充実してくるものと推察される.

 4年制大学による理学療法士教育課程が設置されたことにより,臨床教育だけではなく,理学療法を学問として位置づけ,基礎から臨床応用に至るまでの研究体制の確立が必要となってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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