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特集 理学療法の展望 21世紀の理学療法―私はこう考える
脊髄損傷者について考える
著者: 神沢信行1
所属機関: 1兵庫県立総合リハビリテーションセンター
ページ範囲:P.906 - P.907
文献購入ページに移動○はじめに
21世紀に入って数年すると,理学療法士数は現在の倍になると推定される.今後の理学療法士に問われるのは,個人としての資質,ひいては協会としての資質であると思われる.資質に関しては個人の努力が重要であるのはいうまでもないことであるが,協会としての取り組みの1つに生涯学習システムがある.今世紀中には全国的に生涯学習システムが確立され,専門理学療法研究会も発足して活動の成果をあげる研究会も出てくるだろう.脊髄損傷関係の研究会も発足し,21世紀に向けての理学療法を検討していくだろうと思われる.そして,日常の臨床のなかでの暖昧な部分を科学的に捉えようとし,解明していくのが,21世紀であると確信している.
21世紀に入って数年すると,理学療法士数は現在の倍になると推定される.今後の理学療法士に問われるのは,個人としての資質,ひいては協会としての資質であると思われる.資質に関しては個人の努力が重要であるのはいうまでもないことであるが,協会としての取り組みの1つに生涯学習システムがある.今世紀中には全国的に生涯学習システムが確立され,専門理学療法研究会も発足して活動の成果をあげる研究会も出てくるだろう.脊髄損傷関係の研究会も発足し,21世紀に向けての理学療法を検討していくだろうと思われる.そして,日常の臨床のなかでの暖昧な部分を科学的に捉えようとし,解明していくのが,21世紀であると確信している.
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