icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル30巻12号

1996年12月発行

文献概要

特集 理学療法の展望 21世紀の理学療法―私はこう考える

脊髄損傷者について考える

著者: 神沢信行1

所属機関: 1兵庫県立総合リハビリテーションセンター

ページ範囲:P.906 - P.907

文献購入ページに移動
○はじめに

 21世紀に入って数年すると,理学療法士数は現在の倍になると推定される.今後の理学療法士に問われるのは,個人としての資質,ひいては協会としての資質であると思われる.資質に関しては個人の努力が重要であるのはいうまでもないことであるが,協会としての取り組みの1つに生涯学習システムがある.今世紀中には全国的に生涯学習システムが確立され,専門理学療法研究会も発足して活動の成果をあげる研究会も出てくるだろう.脊髄損傷関係の研究会も発足し,21世紀に向けての理学療法を検討していくだろうと思われる.そして,日常の臨床のなかでの暖昧な部分を科学的に捉えようとし,解明していくのが,21世紀であると確信している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?