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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル30巻12号

1996年12月発行

文献概要

特集 理学療法の展望 21世紀の理学療法―私はこう考える

公的介護保険と訪問リハビリテーション

著者: 中村一平1

所属機関: 1宗像水光会総合病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.914 - P.915

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 2000年(平成12年)から「公的介護保険」(以下,介護保険)が,居宅・施設で同時に実施される見通しである.約4年の準備期間に,厚生省は人材育成と施設拡充の硬軟両面にわたり,全国的に均衡のとれた基盤整備を迫られている.

 「高齢社会」が社会問題化して久しいが,わが国の高齢化の特徴は,『①高齢化の進展が1970年代以降と比較的最近であること,②高齢化のスピードが世界で最も速く,2010年頃には世界ーの高齢化率(65歳以上の人口の割合)になること,③75歳以上の後期高齢者が2010年には高齢者の47%を占めることにある』(厚生白書,平成8年版)といわれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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