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特集 高齢脊髄損傷
高齢脊髄損傷者のリハビリテーション総論
著者: 安藤徳彦1 水落和也1
所属機関: 1横浜市立大学医学部リハビリテーション科
ページ範囲:P.80 - P.84
文献購入ページに移動 1.序文
人口の高齢化とともに高齢脊髄損傷者についても国際的に関心が高まっている.高齢脊髄損傷者で問題にすべきは,青壮年齢層で受傷して高齢化した脊髄損傷者と,高齢になって受傷した脊髄損傷患者である.このいずれについても高齢者特有の困難な問題点が多く,実状と問題点を明らかにし,具体的な対応策を検討することは非常に重要なことだと思われる.
本稿は高齢脊髄損傷者のリハ総論として,①脊髄損傷の発生状況,②脊髄損傷者の高齢化の諸問題,③高齢で受傷した脊髄損傷患者の特徴と問題点,④脊髄損傷高齢受傷患者の目標設定(回復の可能性)と訓練効果,について諸報告を展望し,⑤目標設定と訓練効果に関するわれわれの経験を紹介する.
人口の高齢化とともに高齢脊髄損傷者についても国際的に関心が高まっている.高齢脊髄損傷者で問題にすべきは,青壮年齢層で受傷して高齢化した脊髄損傷者と,高齢になって受傷した脊髄損傷患者である.このいずれについても高齢者特有の困難な問題点が多く,実状と問題点を明らかにし,具体的な対応策を検討することは非常に重要なことだと思われる.
本稿は高齢脊髄損傷者のリハ総論として,①脊髄損傷の発生状況,②脊髄損傷者の高齢化の諸問題,③高齢で受傷した脊髄損傷患者の特徴と問題点,④脊髄損傷高齢受傷患者の目標設定(回復の可能性)と訓練効果,について諸報告を展望し,⑤目標設定と訓練効果に関するわれわれの経験を紹介する.
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