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特集 高齢脊髄損傷
高齢脊髄損傷者の在宅生活援助
著者: 神沢信行1 山下隆昭1 小嶋功1 松田美穂1 田中真弓1 長田貴1 坂下泰子1 野田典子1 相良二朗1 中島咲哉1 川江紀子2 延安雅子2
所属機関: 1兵庫県立総合リハビリテーションセンター 2播磨町役場
ページ範囲:P.99 - P.104
文献購入ページに移動高齢脊髄損傷者が在宅生活を快適に送るためには,家族の援助は最大の必要条件と考えられる.この脊髄損傷者(以下,脊損者)を含めた家族を援助するのが保健・医療・福祉サービスであり,われわれもその一員である.当センターでは,1992年4月より総合相談室(以下,当室)が新設された.当室は,室長,理学療法士(以下PT),作業療法士(以下OT),保健婦が各1名,医療ソーシャルワーカー(以下MSW)3名の7名より構成されている.主な業務は,①相談,②在宅訪問,③地域リハビリテーション支援である.今回は,在宅生活をおくる脊髄損傷者の生活と,その支援について当センターの取り組みを報告する.
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