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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル30巻4号

1996年04月発行

文献概要

プログレス

視床下部下垂体の機能調節と病態生理

著者: 戎井理1 島津章2 中尾一和2

所属機関: 1京都市身障者リハビリテーションセンター神経内科 2京都大学大学院医学研究科臨床病態医科学講座

ページ範囲:P.270 - P.271

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 下垂体はペプチドホルモンを分泌し,生体のホメオスタシスを維持する重要な役割を担っている.さらに下垂体ホルモンの分泌は,間脳(視床下部)から放出される視床下部ホルモンによって調節されている.近年,これらの視床下部ホルモンおよび下垂体ホルモンに対する受容体(レセプター)の構造やその情報伝達機構が明らかとなり,視床下部下垂体疾患の新たな展開がなされようとしている.本稿では間脳下垂体疾患の病態生理と最近の知見を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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