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ひろば
CBRという用語をめぐって
著者: 久野研二1
所属機関: 1CBR開発研修センター
ページ範囲:P.337 - P.337
文献購入ページに移動 CBR(Community-Based Rehabilitation)は,途上国の障害者問題解決の考え方・方法として,1970年代後半から実践されている.カナダ等では,理学療法士や作業療法士の在宅訪問活動はホームケアやコミュニティケア,村落巡回活動はアウト・リーチ(out-reach)と呼ばれ,CBRとは区別されてきた.
しかし,近年日本では,地域リハビリテーション(地域リハ)の総称としてCBRが用いられ始めており,これに対しては各方面から批判や懸念が寄せられている.それは途上国でのリハがCBRで,先進国のリハはCBRではない,といった単純な批判ではない.
しかし,近年日本では,地域リハビリテーション(地域リハ)の総称としてCBRが用いられ始めており,これに対しては各方面から批判や懸念が寄せられている.それは途上国でのリハがCBRで,先進国のリハはCBRではない,といった単純な批判ではない.
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