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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル30巻5号

1996年05月発行

文献概要

ひろば

CBRという用語をめぐって

著者: 久野研二1

所属機関: 1CBR開発研修センター

ページ範囲:P.337 - P.337

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 CBR(Community-Based Rehabilitation)は,途上国の障害者問題解決の考え方・方法として,1970年代後半から実践されている.カナダ等では,理学療法士や作業療法士の在宅訪問活動はホームケアやコミュニティケア,村落巡回活動はアウト・リーチ(out-reach)と呼ばれ,CBRとは区別されてきた.

 しかし,近年日本では,地域リハビリテーション(地域リハ)の総称としてCBRが用いられ始めており,これに対しては各方面から批判や懸念が寄せられている.それは途上国でのリハがCBRで,先進国のリハはCBRではない,といった単純な批判ではない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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