icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル30巻5号

1996年05月発行

文献概要

クリニカル・ヒント

パーキンソン病患者における目的動作獲得・遂行のためのきっかけ動作

著者: 外山治人1

所属機関: 1国立療養所中部病院理学診療科

ページ範囲:P.338 - P.339

文献購入ページに移動
 1.はじめに

 パーキンソン病患者では“しているADL”と“できるADL”が分離しやすい1)といわれている.運動療法時には刺激や指示を与えることで可能な動作も,運動療法時以外の場面では不可能となることが多い.筆者はこのような患者に対し,獲得させたい目的動作に応じた“きっかけとなる動作”を指導することで,運動療法時以外の場面においても,目的動作が可能になった症例を経験したので,これまで指導してきた“きっかけ動作”を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?