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あんてな
第31回全国研修会の企画
著者: 吉村静馬1
所属機関: 1山口コ・メディカル学院
ページ範囲:P.342 - P.343
文献購入ページに移動また,理学療法における具体的評価およびチームアプローチに必要な評価のあり方についても検証し,対象者の生活の質(QOL)の向上につながる方法論を模索することも狙いとしました.
理学療法士の誕生より早30年.従来は医療機関での理学療法が中心的な位置を占めていましたが,近年,ノーマライゼーション思想と高齢化社会の到来により,理学療法士の職域は,医療を軸としながらも,保健・福祉,あるいは行政機関などへと拡大していく傾向が強くなってきています.そして,われわれが行う評価自体も医学的側面にとどまらず,能力障害,社会的不利を含めた幅広い評価が必要になりつつあります.そこで今回の研修会では,「評価」にスポットを当て,様々な角度から理学療法を考えてみることにしました.
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