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特別企画 これからの理学療法士に期待すること(1)
<医師の立場から>理学療法士へのお願い/<医師の立場から>医療の協業者としての期待/<医師の立場から>脳の世紀にふさわしい運動療法を目指して―脳の可塑性と片麻痺への運動療法/<義肢装具士立場から>相互理解を深めたい/<看護婦の立場から>障害者の可能性を引き出して
著者: 初山泰弘1 前田真治2 川平和美3 井口万里4 小林芳恵5
所属機関: 1国立身体障害者リハビリテーションセンター 2北里大学東病院リハビリテーション科 3鹿児島大学医学部リハビリテーション科 4早稲田医療専門学校義肢装具学科 5甲州リハビリテーション病院
ページ範囲:P.357 - P.363
文献購入ページに移動Y国立病院では外科とともに理学診療科があり,そこにはマッサージ師のS氏が勤務していました.その年は理学療法士・作業療法士法の制定された年で,経過措置に従い国家試験を受けるため,S氏の仲間,柔道整復師,按摩マーサージ師,はり・きゅう師その他の職種など10数名が集まり,毎週何回か夜,受験勉強をすることになりました.私もいくらかお手伝いをしましたが,当時はどの程度の内容を教えるべきか試行錯誤の日々でした.幸い皆の努力が実を結び,殆どは2~3回の受験で合格し,その中の何人かは今も現役で活躍されていますが,当時の夜の寺子屋式研修がなつかしく思い出されます.
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