文献詳細
文献概要
特集 理学療法における基礎研究
臨床からみた理学療法基礎研究への期待
著者: 村永信吾1
所属機関: 1亀田総合病院リハビリテーションセンター
ページ範囲:P.539 - P.541
文献購入ページに移動 1.はじめに
わが国で理学療法士の養成が始まり33年,その間16年目に短期大学,29年目に大学教育が開設されるに至った.この大学教育開設に前後して,“理学療法における科学性”などが,各学会,研修会のテーマに散見されるようになってきた.
今回の特集である「基礎研究」とは,当然のことながら,様々な学問領域の母体となるものであるが,しかし,われわれ理学療法士にとっては最も不得意とする分野ではないだろうか.
今回の筆者に与えられたテーマは,「臨床現場のなかで解決しなければならない基礎研究を自分の体験を通して述べる」ことである.そこで日々感じていることから,今後の課題について私見を述べてみたい.
わが国で理学療法士の養成が始まり33年,その間16年目に短期大学,29年目に大学教育が開設されるに至った.この大学教育開設に前後して,“理学療法における科学性”などが,各学会,研修会のテーマに散見されるようになってきた.
今回の特集である「基礎研究」とは,当然のことながら,様々な学問領域の母体となるものであるが,しかし,われわれ理学療法士にとっては最も不得意とする分野ではないだろうか.
今回の筆者に与えられたテーマは,「臨床現場のなかで解決しなければならない基礎研究を自分の体験を通して述べる」ことである.そこで日々感じていることから,今後の課題について私見を述べてみたい.
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