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特集 理学療法における基礎研究 理学療法における基礎研究―私の体験と実際
教育領域での研究方法の提示―臨床実習での学習状況の把握と指導方法を考察していくために
著者: 清水和彦1
所属機関: 1北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科
ページ範囲:P.557 - P.560
文献購入ページに移動1.はじめに
1992年4月,筑波大学教育研究科カウンセリング専攻リハビリテーションコースに進学したとき,その後の2年3か月の苦悩の日々など,微塵も予想していなかった.しかしながら,研究の構想に関して指導を受け,総てが崩れさるには数週も必要なかった.臨床実習に関わる問題整理とその対策を研究テーマと考えていたのだが,指導教官から問題認識の低さ,研究方法の不明確さを指摘された.結局,研究テーマをめぐって「つまずき」をこの時点以降繰り返し,所定の期間内では終了できなかった.今回の執筆も,自分のつまずきを再度認識するつらい作業ではあるけれど,提示したいものもある.
1992年4月,筑波大学教育研究科カウンセリング専攻リハビリテーションコースに進学したとき,その後の2年3か月の苦悩の日々など,微塵も予想していなかった.しかしながら,研究の構想に関して指導を受け,総てが崩れさるには数週も必要なかった.臨床実習に関わる問題整理とその対策を研究テーマと考えていたのだが,指導教官から問題認識の低さ,研究方法の不明確さを指摘された.結局,研究テーマをめぐって「つまずき」をこの時点以降繰り返し,所定の期間内では終了できなかった.今回の執筆も,自分のつまずきを再度認識するつらい作業ではあるけれど,提示したいものもある.
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