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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル30巻8号

1996年08月発行

文献概要

特集 理学療法における基礎研究 理学療法における基礎研究―私の体験と実際

教育領域での研究方法の提示―臨床実習での学習状況の把握と指導方法を考察していくために

著者: 清水和彦1

所属機関: 1北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科

ページ範囲:P.557 - P.560

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1.はじめに

 1992年4月,筑波大学教育研究科カウンセリング専攻リハビリテーションコースに進学したとき,その後の2年3か月の苦悩の日々など,微塵も予想していなかった.しかしながら,研究の構想に関して指導を受け,総てが崩れさるには数週も必要なかった.臨床実習に関わる問題整理とその対策を研究テーマと考えていたのだが,指導教官から問題認識の低さ,研究方法の不明確さを指摘された.結局,研究テーマをめぐって「つまずき」をこの時点以降繰り返し,所定の期間内では終了できなかった.今回の執筆も,自分のつまずきを再度認識するつらい作業ではあるけれど,提示したいものもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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