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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル31巻10号

1997年10月発行

文献概要

特集 ひとり職場の運営

白衣を脱いだPT―行政組織で期待されるもの

著者: 早川好子1

所属機関: 1岡山市保健福祉局福祉部福祉総務課地域保健福祉推進室

ページ範囲:P.728 - P.731

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 私の職場は医療現場でも福祉施設でもなく,行政のなかにあります.行政のなかでも,保健所ではなく,福祉にあります.福祉といっても,高齢者の関係,障害者の関係,児童の関係さらには福祉事務所といった現場の第一線ではなく,福祉総務課といういわば福祉行政の中枢部に勤務しているPTなのです.

 私の経歴はというと,学校卒業後さる総合病院に勤務していましたが,3年目を迎える年に今の職場に入り,今年で4回目の春を迎えました.当初は行政内部への配属など毛頭予想することなく,市立病院か保健所への勤務だろうとタカをくくっていました.しかし蓋を開けてみれば,福祉総務課地域保健福祉推進室という長たらしい名前の,何がなんだか分からないところ…….当時の私は,保健婦さんや福祉事務所の存在すら知らず,辞令をもらった日に家に帰って家族に聞かれても,「フ・ク・シ・ソ・ウ・ム・カのチ・イ・キノホケンノフクシノナントカカントカ☆※◇▲&◎#???」という感じでした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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