文献詳細
文献概要
講座 鎮痛・3
鎮痛とペインクリニック
著者: 関山裕詩1 花岡一雄1
所属機関: 1東京大学医学部麻酔学教室
ページ範囲:P.823 - P.828
文献購入ページに移動 ペインクリニック科の紹介
疼痛を訴える患者全てがペインクリニック科の治療対象患者である.当院痛みセンターでは,毎日30名以上の外来患者と10~20名の麻酔科および他科入院患者の疼痛管理を行っている.治療手段は神経ブロック療法が主であるが,薬物療法やレーザー療法等も併用し効果を上げている.痛みの成因は複雑で多岐にわたり,患者自身の情動的因子に大きく修飾される.また,痛みの原因は臨床医学の各分野にわたり,その診断治療はペインクリニック科だけにとどまらず,整形外科,脳外科,耳鼻科,皮膚科,精神科,神経内科,内科外科各科,そしてリハビリテーション科等との連携が重要である.
疼痛を訴える患者全てがペインクリニック科の治療対象患者である.当院痛みセンターでは,毎日30名以上の外来患者と10~20名の麻酔科および他科入院患者の疼痛管理を行っている.治療手段は神経ブロック療法が主であるが,薬物療法やレーザー療法等も併用し効果を上げている.痛みの成因は複雑で多岐にわたり,患者自身の情動的因子に大きく修飾される.また,痛みの原因は臨床医学の各分野にわたり,その診断治療はペインクリニック科だけにとどまらず,整形外科,脳外科,耳鼻科,皮膚科,精神科,神経内科,内科外科各科,そしてリハビリテーション科等との連携が重要である.
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