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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル31巻2号

1997年02月発行

文献概要

特集 4年制大学における理学療法教育

4年制大学における理学療法教育の課題と展望

著者: 河村光俊1 藤村昌彦1 奈良勲1 高木昭輝1

所属機関: 1広島大学医学部保健学科

ページ範囲:P.83 - P.88

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 1.はじめに

 日本で最初の4年制大学教育が始まり,1期生の卒業を終え,大学院前期課程(修士)の設置と大学院後期課程(博士)設置計画,また,平成9年度から高校での新教育課程修了学生の入学,大学教育の大綱化など,めまぐるしい状況のなかに学生も教官も置かれている.この状況は学問研究に関わる高度専門教育が大学院に移行しつつある今日的状況でもある.そのため学部教育の再検討が求められ,教養的教育と専門的教育の有機的統合がなされた学部教育のカリキュラムを作成することが急がれている.このように大学のあるべき姿が大きく変化をしている時代でもある.

 ここでは4年間の学年進行を終えてみて,理学療法士の4年制大学教育を体験した立場から課題と展望について私見を交えて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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