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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル31巻2号

1997年02月発行

文献概要

講座 教育効果を上げるための工夫・2

専門教育技術をいかに高めるか

著者: 沼野一男1

所属機関: 1神田外語大学

ページ範囲:P.120 - P.124

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 「教える」とはどういうことか

 「教える」あるいは「指導する」,つまり教師の教授活動には情報提示(講義,デモンストレーション等),反応喚起(質問,学習活動の指示等),フィードバック(承認,誤りの指導等)という3つの活動が含まれる.学生は教師のこうした活動に助けられて学習するのだが,その学習が効率的に行われるかどうかは,教師の教授技術によるところが大きい.

 だからこそ教師は,講義やデモンストレーションの仕方,反応喚起の技術,フィードバックの与え方などを工夫するのである.現在では,小・中学校だけでなく高等教育,専門教育においても,視聴覚教育機器やコンピュータの利用を含めて,教授技術の研究が盛んに行われている.このことは理学療法士の教育においても変わりはないであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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