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プログレス
顎関節障害および外傷の理学療法
著者: 矢部信明1
所属機関: 1福井赤十字病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.200 - P.201
文献購入ページに移動 1.顎関節に対する理学療法の領域
理学療法の分野において骨・関節は重要な治療対象であるにもかかわらず,こと顎関節についてはまだまだ未開拓の領域といわざるを得ない.
歯科における理学療法への依頼傾向は,当院における調査によれば痛みを主訴とする顎関節症,開口障害を主訴とする顎骨・顔面骨骨折が圧倒的に多く,骨折のなかでは下顎骨が全体の6割を占めていた1).
理学療法の分野において骨・関節は重要な治療対象であるにもかかわらず,こと顎関節についてはまだまだ未開拓の領域といわざるを得ない.
歯科における理学療法への依頼傾向は,当院における調査によれば痛みを主訴とする顎関節症,開口障害を主訴とする顎骨・顔面骨骨折が圧倒的に多く,骨折のなかでは下顎骨が全体の6割を占めていた1).
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