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障害当事者の視点にたって―第19回総合リハビリテーション研究大会印象記
著者: 今川忠男1
所属機関: 1旭川児童院
ページ範囲:P.292 - P.292
文献購入ページに移動この大会は「リハビリテーション交流セミナー」が発展したもので,日本の福祉の動向を示唆した有意義で,かつ独創的な研究大会でもあり,大きく3つの特徴をもっている.まず障害の種別を越え,包括的で相互理解を目的としたリハビリテーション研究を実施していること.次に専門領域,職種の壁を取り払い,ひとつの課題に全関係者が集い,相互補充,相互協力を検討すること.さらに最も重要な点として,障害当事者の参加,発言が行われていることが挙げられる.そして今回は,長い歴史のなかで初めて地方都市で開催された.
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