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クリニカル・ヒント
肩の機能と運動療法
著者: 山口光國1 尾崎尚代1 鈴木貞興1 山嵜勉1 大野範夫1 筒井廣明2
所属機関: 1昭和大学藤が丘リハビリテーション病院リハビリテーション部 2昭和大学藤が丘リハビリテーション病院整形外科
ページ範囲:P.358 - P.360
文献購入ページに移動1)病態の把握が難しく,リスク管理が行いにくい.
外傷によるものは別として,肩関節傷害の診断名は,肩関節周囲炎という診断名に代表されるように各種病態の総称であるものが多いため,損傷部位がどのような状態になっているのかイメージを持つことができない.さらに肩は単一の関節ではなく,複数の関節からなる関節複合体であるため,正確な病態の部位を把握しにくい.そのため,病態を考慮したリスクの管理が行いにくい.
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