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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル31巻9号

1997年09月発行

文献概要

プログレス

中枢神経疾患に対する姿勢制御(postural control)―最近の考え方

著者: 星文彦1

所属機関: 1北海道大学医療技術短期大学部理学療法学科

ページ範囲:P.676 - P.678

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 バランス障害は中枢神経疾患の運動療法の主要な対症である.最近の姿勢制御は,Magnus以来の古典的姿勢反射理論に代わり,多様なバックアップ制御,いわゆるサブプログラムが機能的に組織化されたシステムのなかで発現すると考えられている1).姿勢制御の直接的目的は,重力に対して姿勢を適応させることと各肢節間の位置関係を空間的に整えることであり,結果として作業中の身体の重心位置と支持基底面とは適切な位置関係に維持されることになる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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