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とびら
みる
著者: 濵田輝一1
所属機関: 1国立療養所福岡東病院附属リハビリテーション学院
ページ範囲:P.811 - P.811
文献購入ページに移動 教育に関わる立場から,臨床実習で学生が不合格となるケースに遭遇するのは当然あり得るのであるが,最近はその原因が学生ではなく,むしろ指導者であることが増加したように思う.
不合格で問題となるというケースは従来からあったが,その多くは無断欠席や対人処理不適応といった問題行動の学生が主因であり,指導者に関しては皆無であった訳ではないが少なかった.
PT学会でも,最近の学生の資質を問うものとして,理由なく提出物の期限が遅れる,自分の行動報告がないなどの責任感の薄さや,人間関係の稚拙さなどが問題として取り上げられるものの,教育の一方の担い手である実習指導者の教授・指導をめぐる問題報告はほとんど聞かない.現実には起きているはずであるが,臨床におけるドロップアウト(失敗)症例の報告が少ないという状況に近似している.
不合格で問題となるというケースは従来からあったが,その多くは無断欠席や対人処理不適応といった問題行動の学生が主因であり,指導者に関しては皆無であった訳ではないが少なかった.
PT学会でも,最近の学生の資質を問うものとして,理由なく提出物の期限が遅れる,自分の行動報告がないなどの責任感の薄さや,人間関係の稚拙さなどが問題として取り上げられるものの,教育の一方の担い手である実習指導者の教授・指導をめぐる問題報告はほとんど聞かない.現実には起きているはずであるが,臨床におけるドロップアウト(失敗)症例の報告が少ないという状況に近似している.
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