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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル32巻12号

1998年12月発行

文献概要

プログレス

リハビリテーションの中の分子生物学

著者: 高崎育子1 田中信行1

所属機関: 1鹿児島大学医学部リハビリテーション医学講座

ページ範囲:P.962 - P.963

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 1.はじめに

 分子生物学は,生物を構成する物質の構造と機能を分子レベルまで堀り下げて生命現象の本質を理解しようとする学問である.特に近年,種々の疾患の病因や病態,薬物の作用を分子レベル,更には遺伝子レベルで解明する試みが盛んに行われている.我々の携わっているリハビリテーション(以下リハ)医学の領域においても,リハによる生体機能の強化,再建を細胞レベル,更に細胞内構成蛋白やその遺伝子の変化として捉え,その本質を理解することが,リハ医学を深め,発展させるために重要と思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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