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特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法
合併障害を有する脳卒中片麻痺に対するリハビリテーション
著者: 長友さやか1 小泉亜紀2 佐鹿博信3
所属機関: 1横浜市老人リハビリテーション友愛病院リハビリテーション科 2七沢リハビリテーション病院脳血管センターリハビリテーション科 3横浜市障害者更生相談所
ページ範囲:P.85 - P.92
文献購入ページに移動脳卒中は全くの健常者に単独疾患として発症することは稀である.何らかの医学的リスクを抱えていたり,慢性疾患の治療中であることが多い.すなわち,脳卒中患者には疾病と障害が共存しているということになり,疾病の治療または管理をしながら障害に対してリハビリテーションをすることになる.また,脳卒中の発症が中高年者に多いことから,中高年特有の疾病も合併しやすくなり,まさに脳卒中片麻痺患者にはあらゆる疾患・障害が関与しているといってよいであろう.
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