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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル32巻2号

1998年02月発行

文献概要

特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法

合併障害を有する脳卒中片麻痺に対するリハビリテーション

著者: 長友さやか1 小泉亜紀2 佐鹿博信3

所属機関: 1横浜市老人リハビリテーション友愛病院リハビリテーション科 2七沢リハビリテーション病院脳血管センターリハビリテーション科 3横浜市障害者更生相談所

ページ範囲:P.85 - P.92

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 1.はじめに

 脳卒中は全くの健常者に単独疾患として発症することは稀である.何らかの医学的リスクを抱えていたり,慢性疾患の治療中であることが多い.すなわち,脳卒中患者には疾病と障害が共存しているということになり,疾病の治療または管理をしながら障害に対してリハビリテーションをすることになる.また,脳卒中の発症が中高年者に多いことから,中高年特有の疾病も合併しやすくなり,まさに脳卒中片麻痺患者にはあらゆる疾患・障害が関与しているといってよいであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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