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文献概要
入門講座 知っておくと便利な応急処置・2
在宅リハビリ・医療外施設(外科編)
著者: 長谷好記1
所属機関: 1広島市立安佐市民病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.117 - P.122
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理学療法士自らが応急処置をしなければならない状況で最も多いのは,転倒による怪我,次いで介護中や訓練中に生じた怪我に出会ったときであろう1-4).
転倒による怪我といっても,その程度や種類はさまざまである.打撲や捻挫だけの症例もあれば,頭部打撲で死亡した症例や頸髄損傷で四肢麻痺になった症例もある.また,転倒の際にガラス戸に突っ込み,ひどい切創を負ったり,ストーブでやけどをした症例を経験したこともある.
これらの自験例をもとに,理学療法士が遭遇する可能性が高い外傷について,応急処置の原則と注意すべき点について述べる.
理学療法士自らが応急処置をしなければならない状況で最も多いのは,転倒による怪我,次いで介護中や訓練中に生じた怪我に出会ったときであろう1-4).
転倒による怪我といっても,その程度や種類はさまざまである.打撲や捻挫だけの症例もあれば,頭部打撲で死亡した症例や頸髄損傷で四肢麻痺になった症例もある.また,転倒の際にガラス戸に突っ込み,ひどい切創を負ったり,ストーブでやけどをした症例を経験したこともある.
これらの自験例をもとに,理学療法士が遭遇する可能性が高い外傷について,応急処置の原則と注意すべき点について述べる.
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